ワクフに関するデータベース・セミナーのお知らせ

イベント

本イベントは終了しました

(公財)東洋文庫では、フランスCNRS国際共同研究事業と連携し、ワクフに関する共同研究を2013年度から進めています。ワクフは、イスラーム地域に共通するシステムですが、それぞれの時代や地域によるワクフの社会的な機能の違いと共通性を明らかにしていくために、研究者が手持ちのデータを整理するとともに、それを相互に利用できるような共通のデータベースの構築を構想しています。

このたび、フランス・エクサンプロヴァンス地中海学研究所でFileMakerProを用いて、「シリアなどのワクフ寄進文書、用語集、文献目録」のデータベースの構築作業を担当しているMohammadreza Neyestaniさんが来日し、その内容を経験を聞くセミナーを開催します。

年度末の多忙な時期になりますが、関心のある方のご参加をお待ちします。なお、Neyestaniさんはサファヴィー朝のワクフ研究で、翌21日は東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所でのワークショップで研究発表をなされます。

【日時】:2015年2月20日(金) 17:30~19:30
【講師】:Mohammadreza Neyestani (フランス、Aix-Marseille大学ポスドク研究員)

【使用言語】:英語、但し仏語・ペルシア語での質問も可能。
【場所】:公益財団法人 東洋文庫 7階会議室(入口右手のホールにエレベーターがあります)
(JR.山手線駒込駅、東京メトロ南北線駒込駅、都営三田線千石駅から
いずれも徒歩5分) アクセス: http://tbias.jp/access

【備考】:参加くださる方は、資料等の準備の関係があり、2月16日までに下記にご連絡いただければ幸いです。Neyestaniさんの説明を聞きつつ、その場でフランクに質問するなごやかな会ですので、初心の方も遠慮なくご参加ください。

【主催】:科学研究費「ワクフ(イスラーム寄進制度)の国際共同比較研究」(研究代表者三浦徹)
【共催】:イスラーム地域研究東洋文庫拠点
【連絡先】:イスラーム地域研究東洋文庫拠点 徳原靖浩Yasuhiro Tokuhara <tokuhara[a]toyo-bunko.or.jp> ※[a]を@に変えて下さい。

 

« »