トルコ共和国イスタンブル・アンカラの文書館・資料館

調査:吉田達矢、長谷部圭彦、守田まどか、秋葉淳、佐々木紳、岩本佳子

※1: 以下は、2010年8月に行った調査を基に、2013年2月に長谷部圭彦氏、同年5月に守田まどか氏、2014年に秋葉淳氏、佐々木紳氏、2015年2月および2015年8~9月に岩本佳子氏が調査を行った時の情報を追記したものである。
※2: トルコ共和国の各図書館で所蔵されている手稿本は、こちらで検索可能。2010年8月時点で20万8565点が登録されており、そのうち8万527点は会員登録すれば閲覧可能で、ダウンロードができる(有料)。
※3: トルコ共和国の各図書館で所蔵されているオスマン語刊本に関するカタログとして、Türkiye Basmaları Toplu Kataloğu: Arap Harfli Türkçe Eserler (1729-1928) (Ankara: Milli Kütüphane Basımevi, 1990-)が、現在6巻(原則として著者順、 Jまで)まで出版されている。
※4: トルコ共和国の各図書館で所蔵されているオスマン語逐次刊行物に関しては、Hasan Duman, Başlangıcından Harf Devrimine Kadar Osmanlı-Türk Süreli Yayınları ve Gazeteler Bibliyografyası ve Toplu Kataloğu, 1828-1928, 3 cilt (Ankara: Enformasyon ve Dokümantasyon Hizmetleri Vakfı, 2000) を参照。また、各州や省などの年鑑に関しては、Hasan Duman, Osmanlı Sâlnâmeleri ve Nevsâlleri Bibliyografyası ve Toplu Kataloğu, 2 cilt (Ankara: Enformasyon ve Dokümantasyon Hizmetleri Vakfı, 2000)を参照。
※5:  1TL(Türk Lirası, トルコリラ)=100Krş(Kuruş, クルシュ)、Cad=Cadde, Sok=Sokak.

 

イスタンブル編

1.首相府オスマン文書館

(1)機関名 オスマン文書館 建物の写真Başbakanlık Osmanlı Arşivi(正式には、Başbakanlık Devlet Arşivleri Genel Müdürlüğü Osmanlı Arşivi Daire Başkanlığı )
(2)所在地・アクセス Milli Arşiv Sitesi, Gürsel Mh. Imrahor Cd. No:33 Kağıthaneタクシムから48Tのバスに乗り、Sadabad駅(文書館の目の前)で下車(所要時間は、渋滞がなければ15~20分)。※現在、タクシム広場が工事中のため、アタテュルク図書館近くに48Tバス停が移動している。かつ、工事とそれに伴うデモの状況によっては、道路閉鎖により同バス停までバスが来ないこともあるので注意が必要。その他、Eminönü からは44BのバスでSadabat駅へアクセスが可能。
(3)電話・FAX, URL Tel : (0212) 314 9706 E-mail: osmanli@basbakanlik.gov.tr URL: http://www.devletarsivleri.gov.tr/(首相府国立文書総局Başbakanlık Devlet Arşivleri Genel Müdürlüğüのウェブサイト)
(4)開館時間 月~金: 8:30~18:00(文書の出納は16:00まで)、土:8:30〜16:00(文書の出納なし)
(5)休館日
(6)館長・受付担当者
(7)図書館概要 オスマン帝国史料を所蔵する最大の文書館。1846年に設立された近代的な文書館Hazine-i Evrakが起源。2013年4月下旬、かつてのイスタンブル県庁敷地内(大宰相府)の建物から、Kağıthaneの新施設に移転した。2013年9月よりデジタル化されていない文書の現物も閲覧可能に。
(8)資料概要 オスマン帝国の公文書1億数千点以上。現在では電子化が進み、19世紀以前の帳簿の多く、及び一部の一紙文書は電子データのみ閲覧可能で、原則的に現物を見ることはできない。
(9)利用方法・利用許可申請 中央入口を入り、荷物のチェックを受ける(身分証明書を預ける必要なし)。敷地内の左端に文書館の入口がある。入口を通ってすぐ右手前の部屋にて登録をする。

入り口の画像

入り口

研究許可申請書(Araştırmacı Müracaat Forumu, こちらでもダウンロード可能)に必要事項を書いて提出。パスポートのコピー(写真のページと入国スタンプのあるページを各1枚)と写真1枚を持参したほうが手間は省けるが、その場でも複写や撮影はやってもらえる。その場で名札が発行され、すぐに2階閲覧室のパソコンを利用できる。パソコンのパスワードは閲覧室のスタッフに尋ねる。受付(入口を通ってすぐ左手前)にて名札を提示し、ロッカーの鍵をもらう。

閲覧室は1階と2階に分かれており、2階はデジタル史料閲覧室で、備え付けのパソコンより検索・請求及び電子化された資料の閲覧ができる。パソコン上でキーワードや請求番号から検索を行ない、選択した資料を自分のポートフォリオPortföyに集めた後、閲覧を希望する資料にチェック印を入れ、請求ボタン(Taleb et)をクリックする。午前10時までに請求すれば当日閲覧することができる。電子化されている資料は、パソコン上で閲覧可能で、画像ごとに複写(電子ファイル)を請求する。

1階閲覧室では、文書の現物の閲覧・複写請求・写真撮影ができる。自分のカメラを持ち込んでの撮影が可能。撮影台は1台しかない。なお1階閲覧室には図書室も併置されている。

閲覧室画像

閲覧室

(10)蔵書目録 閲覧室内のパソコン及び こちらで検索。検索方法が閲覧室のものとウェブ上のでは異なるので注意。閲覧室の場合、二語を使って検索するためには間に “ ve” を入れないといけないなど、利用法に注意を要する。冊子形態の分類別カタログもある。 分類とカタログに関しては、Başbakanlık Osmanlı Arşivi Rehberi, 3rd ed. (İstanbul: Başbakanlık Osmanlı Arşivi Genel Müdürlüğü, 2010) を参照。
(11)複写 CDへの焼付けを希望する資料は請求用紙に該当箇所などを書いて、資料とともにスタッフに提出(1コマ25 krş)。CDが出来上がると、料金の請求書を地上階の会計係に持参し、料金を支払う。1階閲覧室では自分のデジタルカメラで撮影することも可能。その場合は撮影した枚数を複写請求用紙に記入し、係のスタッフに請求書を書いてもらう。 パソコンで閲覧できる資料は、画面上で請求ボタンにチェック印を入れ、ある程度まとまったら閲覧室内のスタッフの方に別途CDへの焼付けを申請する。支払方法は上に同じ。
(12)休憩所 会計室では、首相府国立文書総局の出版物が販売されている。また、トイレは地上階のロビーの左奥にあり、礼拝所と清めの場所も完備されている。 カンティン(小食堂)が地上階の右奥にあり、チャイなどの飲料や菓子類を買うことができる。お昼には売り切れるがスィミットなどもある。カンティンは薄暗く、旧文書館の中庭のような開放感はない。また、別棟の職員用食堂を利用できる(敷地の中央入口から見て右手の建物。エレベーターを使って一段高い中庭に出て右手)。ただし、食堂も昼過ぎには終わってしまうし、食堂とカンティン以外に食料を確保できる場所は近隣にはないので要注意である。周囲に何もなく、また、閲覧者も現時点では多くないので、研究に集中できるだろう。

2. アタチュルク図書館

(1)機関名 アタチュルク図書館Atatürk  Kitaplığı
(2)所在地・アクセス Mete Cad, Miralay Şefik Bey Sok. No: 45, Taksim(タクシム広場から徒歩数分。)>>マップ
(3)電話・FAX, URL Tel: (0212)249 9565 Fax: (0212)249 5683
(4)開館時間 月~金: 8:30~17:00、土: 9:00~17:00(夏季) 冬季は多少時間が変動する。
(5)休館日 日、祝日
(6)館長・受付担当者
(7)図書館概要 最初のイスタンブル市立図書館(İstanbul Belediye Kütüphanesi)。1981年に現在の場所に移転し、名称も現在のものに変更。イスタンブル広域市の管轄下にある。
(8)資料概要 現代トルコ語図書・雑誌・新聞、オスマン語刊本・逐次刊行物、手稿本(約3000点)、オスマン語文書、地図のコレクションなどが所蔵されている。ほかにも、19世紀のフランス語、アルメニア語新聞などもある。オスマン語逐次刊行物のコレクションはトルコでも随一。帝国末期~共和国初期の知識人オスマン・エルギンOsman Erginやムアッリム・ジェヴデトMuallim Cevdetなどの蔵書が寄贈されている。
(9)利用方法・利用許可申請 入り口で身分証明証を預けて番号札をもらい、入館者名簿に名前を記入する。地下1階にて、研究許可申請書を書いて提出。 既に電子化されているものは、閲覧室のパソコンで閲覧できる。 所蔵されている逐次刊行物は順次、外部委託で電子化されているため、閲覧できない場合もある。 実物の閲覧を希望する逐次刊行物、文書、手稿本などは、請求用紙に記入して受付の係員に提出(逐次刊行物は1度に3冊まで)。9:20~16:20(昼休み12:00~13:20)の間に20分おきに受付と書庫とのあいだで移動棚が往復する。
(10)蔵書目録 ウェブサイトで検索(検索のみ。イスタンブル市立のほかの図書館の蔵書も検索できる。)閲覧室のパソコンでも検索できる。 地下1階では、受付前に逐次刊行物のカードがある。 これまでに出版された関連カタログに関しては、 こちらを参照。
(11)複写 オスマン語刊本の複写はお伺いを立てる必要がある。逐次刊行物は自分のデジタルカメラで撮影可能。 パソコンで閲覧できる逐次刊行物の場合は、別紙に必要箇所を記入して申請。申請枚数が多くなければ、その日にCDに焼いてもらえる。(1コマ: 40Krş、CD: 1TL)。 撮影を担当者に頼む場合も同額。原則としてクレジットカードでしか支払いができないが、現金での支払いが可能な場合もある。
(12)休憩所 地下1階から行ける外にカンティン(小食堂)があり、チャイなどが飲める(月~金: 9:00~17:00)。

3. スレイマニエ図書館

(2015年5月更新)

閲覧室の入口が、同じ区画にある有名な豆料理の店(Ali Baba Kanaat Lokantası)の奥に若干変更(2013年2月、現地において確認)

(1)機関名 スレイマニエ図書館Süleymaniye Kütüphanesi(正式には、Süleymaniye Yazma Eser Kütüphanesi)
(2)所在地・アクセス Ayşe Kadın Hamam Sok. No:35, Süleymaniye(路面電車ベヤズットBeyazıt駅下車、徒歩約10分。あるいはエミノニュEminönüから登り坂徒歩約15分)>>マップ
(3)電話・FAX, URL Tel: (0212)520 6460 Fax: (0212)511 2210
E-mail: suleymaniye@kultur.gov.tr
URL: http://www.suleymaniye.gov.tr
(4)開館時間 8:30~23:00(17:00以降、書庫からの請求はできない)
(5)休館日 祝日
(6)館長・受付担当者
(7)図書館概要 オスマン帝国末期の20世紀初頭に、イスタンブル市内の多数の図書館の蔵書がスレイマニエ複合施設に属するメドレセに集められて設立。その後も寄贈などによって拡大した。文化・観光省の管轄下にある。
(8)資料概要 アラビア語/ペルシア語/オスマン語手稿本約9万点、刊本約4万点。
(9)利用方法・利用許可申請 研究許可申請や申請書の提出は必要ない。 入口で身分証明証(パスポートなど)を預けて入館証を受け取る。入口右にあるロッカーに鞄などの荷物を入れてから入室。
(10)蔵書目録 閲覧室内のパソコンおよびウェブサイトで検索。 著者別・書名別・分類別カードもある。
(11)複写 申請用紙を記入し、提出。申請用紙はこちらでもダウンロードできる。1コマ75Krş。
(12)休憩所 トイレはトルコ式(頭上に注意)。中庭でリラックスできるが閲覧者へのチャイのサービスはない。

4. キョプリュリュ図書館

(1)機関名 キョプリュリュ図書館Köprülü Kütüphanesi(正式には、Köprülü Yazma Eser Kütüphanesi)
(2)所在地・アクセス Divanyolu Cad No.29, 34122, Çemberlitaş(路面電車スルタンアフメトSultanahmet駅から線路に沿ってチェンベルリタシュÇemberlitaş駅方面に歩いて2~3分) >>マップ
(3)電話・FAX, URL Tel: (0212)516 8313
(4)開館時間 火~土: 8:30~17:00
(5)休館日 日・月、祝日
(6)館長・受付担当者
(7)図書館概要 1661年にイスタンブルで最初の独立図書館として設立。
(8)資料概要 手稿本2775(オスマン語326、アラビア語2359、ペルシア語90)点、刊本827点を所蔵。
(9)利用方法・利用許可申請 1日利用ならば身分証明証を提示し、台帳に記入すれば利用可能。長期利用の場合はスレイマニエ図書館にて研究許可申請をする。 閲覧室内のパソコンで閲覧する。
(10)蔵書目録 Ramazan Şeşen, Cevat İzgi, ve Cemil Akpınar, Köprülü Kütüphanesi Yazmalar Kataloğu, 3.cilt, İstanbul: İslam Tarih, Sanat ve Kültür Merkezi (IRCICA), 1986.
(11)複写 スレイマニエ図書館で申請。
(12)休憩所

 

5. ヌール・オスマニエ図書館

(1)機関名 ヌール・オスマニエ図書館Nuruosmaniye Kütüphanesi(正式には、Nuruosmaniye Yazma Eser Kütüphanesi)
(2)所在地・アクセス Nuruosmaniye Camii Avlusu, 34120, Eminönü(ヌール・オスマニエ・ジャーミィ内)>>マップ
(3)電話・FAX, URL Tel: (0212) 527 2004
(4)開館時間 火~土: 8:30~17:00
(5)休館日 日・月、祝日
(6)館長・受付担当者
(7)図書館概要 1755年に開設。
(8)資料概要 手稿本5053点、刊本537点を所蔵。
(9)利用方法・利用許可申請 スレイマニエ図書館にて研究許可申請をする。
(10)蔵書目録 閲覧室にカードがある。
(11)複写 スレイマニエ図書館で申請。
(12)休憩所

6. ベヤズット国立図書館

(1)機関名 ベヤズット国立図書館Beyazıt Devlet Kütüphanesi
(2)所在地・アクセス Turan Emeksiz Sok. No:6, 34216, Beyazıt(ベヤズット・ジャーミイ横)>>マップ
(3)電話・FAX, URL Tel: (0212)522 1367 Fax: (0212)512 8474
E-mail: beyazitkutup@gmail.com
URL: http://www.beyazitkutup.gov.tr/
(4)開館時間 月~金: 8: 30~17: 00、土: 8: 30~17:00. 月~金は16: 30には書庫が閉まる。(夏季) 土曜日に利用するためには、金曜16:30分までに土曜日に閲覧する図書・雑誌・新聞の取置手続きが必要(アラビア文字の刊本は取置はできない)。
(5)休館日 日、祝日
(6)館長・受付担当者
(7)図書館概要 1884年に最初の国立図書館として開設された。
(8)資料概要 約100万点の文献、写真、地図などを所蔵。現代トルコ語の図書・雑誌・新聞、オスマン語刊本・逐次刊行物、ハック・タールク・ウスHakkı Tarık Us図書館旧蔵書、1万1120点の手稿本がある。
(9)利用方法・利用許可申請 研究許可申請書を直接提出。 入口で身分証明証を預けて、番号カードとロッカー(入口を入って左側奥)の鍵をもらう。1階には現代トルコ語図書、2階には現代トルコ語の雑誌・新聞とオスマン語逐次刊行物、3階には手稿本とオスマン語逐次刊行物及びハック・タールク・ウス・コレクションがある。 既に電子化が完了している手稿本は閲覧室に設置されているパソコンで閲覧。 3階のハック・タールク・ウス・コレクションの逐次刊行物に関しては、閲覧室に置かれている、Beyazit Devlet Kütüphanesi Hakkı Tarık Us Koleksiyonu Süreli Yayınları Kataloğu (Tokyo: Tokyo Yabancı Diller Üniversitesi, 2010) を参照し、番号や書名などを記入して申請。なお、このコレクションの一部は東京外国語大学のウェブサイト内のこちらのページで閲覧可能。
(10)蔵書目録 ウェブサイトで検索可能。 閲覧室にカードもある。 共和国期の新聞のカタログはこちら ハック・タールク・ウス・コレクションのオスマン語逐次刊行物に関しては、こちらを参照(順次デジタル化されている)。また、書籍としてもカタログが刊行されている。
(11)複写 1階に複写室がある(1ページ10krş)。 2階の雑誌・新聞は自由にデジタルカメラで撮影可能。 手稿本やオスマン語逐次刊行物は、申請用紙に記入し、CDに焼いてもらうことができる(1コマ75Krş、現金でもクレジットカードでも支払い可)。 土曜日は電子複写やCDへの焼付けはできない。
(12)休憩所

7. ミッレト図書館

(1)機関名  ミッレト図書館Millet Kütüphanesi(正式には、Millet Yazma Eser Kütüphanesi)
(2)所在地・アクセス Macar Kardeşler Cad. Feyzullah Efendi Sok, No:1, Fatih(バス停ファーティフFatih下車、徒歩1分)>>マップ
(3)電話・FAX, URL Tel: (0212)631 3607 – 3962 Fax: (0212)635 7487
E-mail: okuyucu@milletkutup.gov.tr
URL: http://www.milletkutup.gov.tr/
(4)開館時間 月~金: 8:30~17:00
(5)休館日 土・日、祝日
(6)館長・受付担当者 Melek Gençboyacı
(7)図書館概要 1916年にアリー・エミーリー・エフェンディAli Emîrî Efendiにより開設された。 1999年の大地震の後閉鎖され、その後ベヤズット国立図書館内に移管されたが、2008年に再開。
(8)資料概要 6998(オスマン語2757、アラビア語3704、ペルシア語509、その他28)点の手稿本と、アラビア文字の刊本、合計約3万点を所蔵。
(9)利用方法・利用許可申請 身分証明証を提示すれば利用可能。 入口で身分証明証と荷物を預ける。左側の建物に閲覧室があり、パソコンで検索・閲覧する。パソコンで閲覧できないものは、横の建物(撮影室と書庫がある)の担当者に番号と書名を告げて申請すれば、すぐに出してもらえる。
(10)蔵書目録 閲覧室内のパソコンで検索する(ウェブサイト中の検索は2010年8月時点で稼動していない)。 閲覧室入り口脇にカードがある。
(11)複写 CDに焼いてもらえる(1コマ50Krş)。
(12)休憩所 中庭でくつろげる。 閲覧室の反対側の部屋では約30点の手稿本などが展示されている。

8. イスタンブル大学希少書図書館

(2015年5月更新)

(1)機関名 イスタンブル大学希少書図書館İstanbul Üniversitesi Nadir Eserler Kütüphanesi (正式には、İstanbul Üniversitesi Rektörlüğü Kütüphane ve Dokümantasyon Daire Başkanlığı Nadir Eserler Kütüphanesi)
(2)所在地・アクセス Besim Ömer Paşa Cad No: 13, 34090, Beyazıt(路面電車ベヤズット駅下車もしくは地下鉄 M2 線 Vezneciler 駅下車、徒歩数分。バスマジュザーデ・イブラヒム・パシャBasmacızade İbrahim Paşa・ジャーミイ横の白い建物) >>マップ
(3)電話・FAX, URL Tel: (0212)444 0000(内線10275)
Fax: (0212)440 0034
E-mail: nadirkut@istanbul.edu.tr
URL: http://www.kutuphane.istanbul.edu.tr/ (イスタンブル大学図書館のウェブサイト)
(4)開館時間 月~金: 8:30~17: 00(夏期)
(5)休館日 土・日、祝日
(6)館長・受付担当者
(7)図書館概要 1999年の大地震の後、学長室棟に移転したが、2006年に元の場所で再開した。建物は、カーディー養成学校Medresetü’l-Kuzâtとして、建築家ケマーレッディンによって1913年に完成した。共和国時代にダーリュル・フュヌーン(総合大学、イスタンブル大学の前身)に移管されて大学図書館となった。
(8)資料概要 ユルドゥズ宮殿の旧蔵書を中心に、オスマン語・アラビア語・ペルシア語の手稿本・刊本、ヨーロッパ諸語の稀覯書のほか、地図や写真などの豊富なコレクションがある。
(9)利用方法・利用許可申請 イスタンブル大学中央図書館3階の秘書室(sekretorluk)で研究許可申請をする。パスポートの写真入ページと最新の入国スタンプが押されたページのコピー2部 (コピーはイスタンブル大学中央図書館内で可能)、他の研究施設と共通の文化観光庁宛の利用申請書を提出。イスタンブル大学に属していない外国人は、1日5TLで利用可能。あるいは、100TLで1年有効の会員になることもできる。既に電子化された資料はパソコン上で閲覧する。それ以外は係員に請求する。
(10)蔵書目録 ウェブサイトで検索。 F. E. Karatayによる、アラビア語の手稿本・刊本、ペルシア語とオスマン語の刊本のカタログが刊行されている。
(11)複写 CDに焼いてもらえる(1コマ1TL)。複写代金の支払いは、Halkbank銀行のBeyazit支店へ直接赴いての指定口座への銀行振込のみで可能。振込にあたって、トルコ共和国の身分証 (T.C. kimlik kartı)の提示が必要であるため、外国人はトルコ人に振り込みを代行してもらわねばならない。
(12)休憩所

9. 考古学博物館付属図書室

(1)機関名 考古学博物館付属図書室Arkeoloji Müzeleri İhtisas Kütüphanesi
(2)所在地・アクセス Osman Hamdi Bey Yokuşu Sok, 34400 Gülhane, Eminönü(考古学博物館内) >>マップ
(3)電話・FAX, URL Tel: (0212)520 7740 Fax: (0212)527 4300
(4)開館時間 月~金: 9:00~16:00
(5)休館日 土・日、祝日
(6)館長・受付担当者
(7)図書館概要 1902年にオスマン・ハムディ・ベイによって設立された考古学博物館(オスマン帝国最初の博物館)の付属施設として開設された。
(8)資料概要 2116(オスマン語1304、アラビア語633、ペルシア語179)点の手稿本などがある。
(9)利用方法・利用許可申請 研究許可を文化・観光省文化財・博物館総局(T.C. Kültür ve Turizm Bakanlığı Kültür Varlıkları ve Müzeler Genel Müdürlüğü)に申請。連絡先は、Tel: (0312)309 2060, Fax: (0312)311 8248、E-mail: kulturvarlikmuze@kultur.gov.tr 入口で身分証明証を預けて入館証を受け取る。左側の建物の右側の階段を登った所が事務室。 一番奥の建物の2階に図書室がある。
(10)蔵書目録 完全なカタログは未確認。 歴史関係については、Necdet Öztürk, “İstanbul Arkeoloji Müzeleri Kütüphanesindeki Tarih Yazmaları,” Türk Dünyası Araştırmalaı, 63(1990): 129-175.を参照。
(11)複写 自分のデジタルカメラで撮影可能(料金は時間に比例)
(12)休憩所

10. トプカプ宮殿博物館付属図書館

(2015年5月更新)

(1)機関名 Topkapı Sarayı Müzesi Kütüphanesi
(2)所在地・アクセス Topkapı Sarayı Müzesi, Sultanahmet (トプカプ宮殿博物館内) >>マップ
(3)電話・FAX, URL Tel: (0212)512 0480(内線125) Fax: (0212)522 4422
(4)開館時間 月水木金曜 9-12 時・13 時-16 時
(5)休館日 火土日曜日と祝日
(6)館長・受付担当者
(7)図書館概要 共和国初期にトプカプ宮殿内の蔵書が集められた。宮殿内のモスクが図書館に転用された。
(8)資料概要 オスマン語・アラビア語・ペルシア語の手稿本13405点。
(9)利用方法・利用許可申請 資料の調査を行うためには、研究許可を文化・観光省文化財・博物館総局(T.C. Kültür ve Turizm Bakanlığı Kültür Varlıkları ve Müzeler Genel Müdürlüğü)に申請。連絡先は、
Tel: (+90 312) 508 6135
Fax: (+90 312) 508 6113
E-mail: muzearastirmalari@kulturturizm.gov.tr (Şakir DEMİROK 宛)
資料調査目的でトプカプ宮殿博物館付属図書館への入館申請を行うにあたっての連絡先は、
Tel: +90 212 512 0480 (内線番号125)
E-mail: toplapisarayimuzesi@kultur.gov.tr
トプカプ宮殿博物館公式ウェブサイト(http://topkapisarayi.gov.tr)から利用申請書をダウンロードし、必要事項の記入と署名を済ませた利用申請書をスキャニングしたJPEGファイルを上記メールアドレスに送付することでも利用申請が可能。現地で利用申請書を書き、図書館に直接提出することも可能。
(10)蔵書目録 F. E. Karatayによる、オスマン語・アラビア語・ペルシア語の手稿本のカタログが刊行されている。
(11)複写 所蔵資料の複写データを入手したい場合は、文化観光庁イスタンブル県支部に所蔵資料複写の許可を申請する必要がある。申請にあたっては、身分と名前、連絡先、研究目的、複写を取りたい史料の所蔵番号、署名が書かれた嘆願書(dilekçe)とパスポートのコピーが必要。連絡先は、Adres : İstiklal Cad. Atlas Pasajı No:131, Beyoğlu /
İstanbul Tel :+90 212 518 10 21 内線番号 223
Faks :+90 212 518 12 79
E-mail: gokhan.dikici(a)kulturturizm.gov.tr (Gökhan DİKİCİ 宛)
URL: http://www.istanbulkulturturizm.gov.tr/
複写については、所定の複写申請書に資料の請求記号と複写取得希望ページを書いて、複写室(fotoğrafhane)へ提出する。テキストのみの資料は1コマ2トルコ・リラ。細密画を含むなど美術的価値が認められる資料やページを複写する場合は1コマ10リラ。
複写代金の支払いは会計室(veznecilik)で行う。現金リラ払いのみで外貨やクレジットカードの使用 は不可。支払金額が高額の場合は、指定口座への振込を指示される場合もある。
(12)休憩所

11. トプカプ宮殿博物館付属文書館

(2015年5月更新)

※利用許可、複写申請の方法は付属図書館と共通

(1)機関名 Topkapı Sarayı Müzesi Arşivi
(2)所在地・アクセス Topkapı Sarayı Müzesi, Sultanahmet(トプカプ宮殿博物館内) >>マップ
(3)電話・FAX, URL Tel: (0212)512 0480(内線227)
(4)開館時間
(5)休館日
(6)館長・受付担当者
(7)図書館概要 1958年に宮殿内の厨房の一部が修復されて、1962年に図書館で所蔵されていた文書類が移転し、文書館が開設された。
(8)資料概要 主にオスマン帝室や宮殿に関係する文書。 文書は紙葉Evrak(約15万枚)と帳簿Defter(約1万冊)に分類されている。
(9)利用方法・利用許可申請 閉館中(いつ再開するかは未定)。所蔵資料の複写申請のみ可能。一部の資料は首相府オスマン文書館にて閲覧可能。
研究許可を文化・観光省文化財・博物館総局(T.C. Kültür ve Turizm Bakanlığı Kültür Varlıkları ve Müzeler Genel Müdürlüğü)に申請。連絡先は、Tel: (+90 312) 508 6135 Fax: (+90 312) 508 6113
E-mail: muzearastirmalari@kulturturizm.gov.tr (Şakir DEMİROK 宛)
資料調査目的でトプカプ宮殿博物館付属文書館への入館申請を行うにあたっての連絡先は、
Tel: +90 212 512 0480(内線番号 125)
E-mail: toplapisarayimuzesi@kultur.gov.tr
トプカプ宮殿博物館公式ウェブサイト(http://topkapisarayi.gov.tr)から利用申請書をダウンロードし、必要事項の記入と署名を済ませた利用申請書をスキャニングしたJPEGファイルを上記メールアドレスに送付することでも利用申請が可能。現地で利用申請書を書き、図書館に直接提出することも可能。
(10)蔵書目録 フェルマーン(勅令)に関しては、İsmanil Hakkı Uzunçarşılı, İbrahim Kemâl Baybura, ve Ülkü Altındağ (haz.), Topkapı Sarayı Müzesi Osmanlı Saray Arşivi Kataloğu: Fermânlar (Ankara: Türk Tarih Kurumu Basımevi, 1985) を参照。 ヒュキュム・べラート(勅令・勅許)に関しては、İsmanil Hakkı Uzunçarşılı, İbrahim Kemâl Baybura ve Ülkü Altındağ (haz.), Topkapı Sarayı Müzesi Osmanlı Saray Arşivi Kataloğu: Fermânlar (Ankara: Türk Tarih Kurumu Basımevi, 1988)を参照。 また、人名や地名など項目別のカタログもあり、一部は刊行されている (Topkapı Sarayı Müzesi Arşivi Kılavuzu, 2 cilt (İstanbul, 1938-40))。この続きは閲覧室にノート(手書き)がある。
(11)複写 所蔵資料の複写データを入手したい場合は、文化観光庁イスタンブル県支部に所蔵資料複写の許可を申請する必要がある。申請にあたっては、身分と名前、連絡先、研究目的、複写を取りたい史料の所蔵番号、署名が書かれた嘆願書(dilekçe)とパスポートのコピーが必要。連絡先は、
Adres : İstiklal Cad. Atlas Pasajı No:131, Beyoğlu / İstanbul
Tel :+90 212 518 10 21 内線番号 223
Faks :+90 212 518 12 79
E-mail: gokhan.dikici(a)kulturturizm.gov.tr (Gökhan DİKİCİ 宛)
URL: http://www.istanbulkulturturizm.gov.tr/ 複写については、所定の複写申請書に資料の請求記号と複写取得希望ページを書いて、複写室(fotoğrafhane)へ提出する。複写代は1コマ2トルコ・リラ。 複写代金の支払いは会計室(veznecilik)で行う。現金リラ払いのみで外貨やクレジットカードの使用は不可。
(12)休憩所

12. イスラーム研究センター(İSAM)図書館

(1)機関名 イスラーム研究センター(İSAM)図書館İslâm Araştırmaları Merkezi Kütüphanesi
(2)所在地・アクセス İcadiye Bağlarbaşı Cad No: 40, 34662, Üsküdar.(ウスキュダルやカドゥキョイから、ドルムシュ、ミニバス、バスでバーラルバシュBağlarbaşıの三叉路で下車。ただし、バーラルバシュを通らないものもあるので、運転手に確認する必要がある。あるいは、タクシム発のバス110番に乗り、バス停バーラルバシュで下車。徒歩数分。>>マップ周辺図
(3)電話・FAX, URL Tel: (0216) 474 0850
Fax: (0216) 474 0874
E-mail: kutuphane@isam.gov.tr
URL: http://www.isam.org.tr/
(4)開館時間 9: 00~23: 00
(5)休館日 宗教的祝日(断食祭と犠牲祭)の初日(要確認)
(6)館長・受付担当者 Mustafa Birol Ülker
(7)図書館概要 トルコ宗教ワクフTürkiye Diyanet Vakfıに属する図書館。新しい『イスラーム百科事典』を編纂するためにİSAMが設立された(図書館は1993年に開設)。 蔵書数が豊富であり、土・日曜も開館しているため、利用者は多い。
(8)資料概要 トルコ語・オスマン語・アラビア語・ペルシア語・欧州諸語の図書(約21万6千点)や雑誌(約3200種)、トルコ国内のシャリーア法廷台帳のほぼ全てのマイクロフィルム(イスタンブルの法廷台帳は電子データ)、ボスニア、マケドニア、シリアなど周辺各国のオスマン時代のシャリーア法廷台帳、イスタンブル・ミュフティー局附属文書館の一部資料(ナキーブ台帳、カザスケルの帳簿Ruznamce、履歴資料Sicill-i Ahval Deferleri ve Dosyalarıなど)のマイクロフィッシュやCD-ROM、各国の学位論文などを所蔵。
(9)利用方法・利用許可申請 事前の研究許可申請は不要。大学院生以上ならば利用できる。一日だけの利用あるいは初めて利用する際は、門で身分証明証を預けて、入館証をもらう。 会員証は、図書館の入口左側で手続き(必要なもの:在学証明書など身分証明証のコピー1枚、写真1枚、5TL)をすれば、約1週間で発行してくれる。 開架式(一部の貴重書は閉架)。1階は雑誌や辞書・カタログ・事典などの工具類、2、3階には図書が分類別に配架されている。ただし、一部の図書は『イスラーム百科事典』を執筆している研究者やセンター所属の研究員が借り出している場合もあり、重要な資料ほど書架にないことが多い。法廷台帳等の電子データ、マイクロフィルム、マイクロフィッシュは、1階の右奥のコーナーで係員に請求する。イスタンブルの法廷台帳は、備え付けのパソコンから閲覧する。
(10)蔵書目録 ウェブサイトから検索可能。各階に設置されているパソコンからは、トルコ国内のほかの図書館の蔵書や学位論文なども検索できる。
(11)複写 コピー希望ページを紙片に書いて本に挟んで図書館1階にいるコピー係に渡す(9:00~19:00)。いつ受け取ることができるかは混み具合やコピー枚数次第。電子複写は1ページ5Krş, CDに焼いてもらう場合は1コマ3Krş。電子データやマイクロフィッシュをコピーする場合は、請願書を書いて提出する。
(12)休憩所 別館には食堂があり、安価で昼食が食べることができる。ラマダーン月には断食明けの食事が出る。 İSAMの出版物が門を入ってすぐ右側で販売されている。 食堂がある建物の上階は宿泊施設(misafirhane)になっている。学生・教員ともに1泊10TL、最長15日間宿泊可能、2人部屋、食事なし、領収書は出ない。スタッフ課長(personel müdürü)のHalit Özçelik氏に事前に連絡(halitozcelik(a)hotmail.com )する必要がある(空室があれば宿泊できる)。

13. オリエント研究所図書室

(1)機関名 オリエント研究所図書室Die Bibliothek des Orient-Instituts Istanbul
(2)所在地・アクセス Susam Sok, No: 16-18 D.8, 34433, Cihangir.(タクシム広場から徒歩約10分。一見普通の建物なので見つけにくい。)>>マップ
(3)電話・FAX, URL Tel: (0212) 293 6067 / 252 1983
Fax: (0212) 249 6369
E-mail: oiibib@oidmg.org
URL: http://www.oidmg.org/istanbul/index.html
(4)開館時間 月~木: 10:00~17:00、金: 9:00~13:00
(5)休館日 土・日、祝日
(6)館長・受付担当者
(7)図書館概要 トルコ語の研究書が充実している。閲覧室の参考書もよく揃っている。 閲覧室は風通しがいい。
(8)資料概要 トルコ共和国・オスマン帝国関連の図書など約3万5000点、雑誌約1300点。
(9)利用方法・利用許可申請 事前の研究許可申請は不要。 書架番号を係員に告げる。
(10)蔵書目録 閲覧室内のパソコンおよびウェブサイトで検索。
(11)複写 電子複写: 20ページ以下は、図書室内でやってもらえる(1ページ10Krş)。 20ページ以上は、外注になる(1ページ5Krş)。 自分のデジタルカメラで撮影可能。
(12)休憩所 エレベーターの形状がおもしろい。

14. ドイツ考古学研究所図書室

(1)機関名 Alman Arkeoloji Enstitüsü İstanbul Şubesi Kütüphanesi
(2)所在地・アクセス İnönü Cad. No: 10, 34437, Gümüşsuyu.(ドイツ領事館内) >>マップ
(3)電話・FAX, URL Tel: (0212) 393 7600
URL: http://www.dainst.org/abteilung.php?id=266&sessionLanguage=tr
(4)開館時間 月~金: 9:00~13:00 (調査時(2010年8月)には夏季休暇のため閉館していた。9月1日より再開)
(5)休館日 土・日、祝日
(6)館長・受付担当者
(7)図書館概要 1989年に開設。
(8)資料概要 図書約6000点、逐次刊行物など。
(9)利用方法・利用許可申請
(10)蔵書目録 ウェブサイト 新刊に関しては、こちらで検索。
(11)複写
(12)休憩所

15. フランス・アナトリア研究所(IFEA)図書室

(1)機関名 La Bibliotheque de l’Institut Français d’Etudes Anatoliennes
(2)所在地・アクセス Palais de France, Nur-u Ziya Sok 10, 34433, Beyoğlu.(ガラタサライ高校右脇の道を下って2本目の道を右折。あるいは、ガラタサライ高校傍のヤプ・クレディの建物を過ぎて左側3本目の道を下る。フランス領事館内の坂を上った所にある白い建物。)>>マップ
(3)電話・FAX, URL Tel: (0212) 244 1717 / 244 3327(内線115)
Fax: (0212) 252 8091
E-mail: bibliotheque@ifea-istanbul.net , ifea@ifea-istanbul.net
URL: http://www.ifea-istanbul.net/
(4)開館時間 月~金: 9:00~17:00
(5)休館日 土・日、祝日
(6)館長・受付担当者 Nora Şeni(IFEA所長)
(7)図書館概要 1931年にフランス考古学研究所として設立された。フランス外務省が管轄する。
(8)資料概要 考古学、ビザンツ、オスマン、トルコ、イスラーム、コーカサス、中央アジア関連の図書約3万点。
(9)利用方法・利用許可申請 事前の研究許可申請は不要。 開架式。 領事館入口で身分証明証を預ける。ロッカーは建物の入口近くにある。名簿に記入。
(10)蔵書目録 ウェブサイトから検索できる。 1階にあるパソコン(1台のみ)でも検索できるが、調査時(2010年8月)には検索できなかった。
(11)複写 施設内に複写機はない。 自分のデジタルカメラで撮影できる(無料)。
(12)休憩所

16. アメリカ・トルコ研究所(ARIT)図書室

(1)機関名 アメリカ・トルコ研究所(ARIT)図書室American Research Institute in Turkey
(2)所在地・アクセス Üvez Sok, No:5, 34345, Arnavutköy.(バス停アルナヴトキョイArnavutköyから徒歩数分。薄緑色の建物)>>マップ
(3)電話・FAX, URL Tel: (0212) 257 8111
Fax: (0212) 257 8369
URL: http://ccat.sas.upenn.edu/ARIT/IstanbulCenter.html
(4)開館時間 月~金: 9:30~17:30
(5)休館日 土・日、祝日
(6)館長・受付担当者
(7)図書館概要
(8)資料概要 約1万3千点のビザンツ、オスマン、トルコ、中東関係の文献がある。洋書の新刊を見ることができるのが利点の一つ。
(9)利用方法・利用許可申請 事前の研究許可申請は必要ない。 入口を入って左側の事務室にある名簿に記入すれば、利用できる。 2階にオスマン、トルコ、中東関係、2階にビザンツ関係の図書がある(開架)。
(10)蔵書目録 閲覧室のパソコン(1台のみ)およびウェブサイトで検索。
(11)複写 事務室奥に複写機があり、自分でコピーする(A4は1ページ15Krş、30ページ以上で1ページ10Krş。A3は1ページ25Krş。)
(12)休憩所 アンカラにも同様の施設がある(詳細はこちら)。

17. ボアジチ大学図書館

(1)機関名 ボアジチ大学図書館Boğaziçi Üniversitesi Kütüphanesi(別名: Aptullah Kuran Kütüphanesi)
(2)所在地・アクセス Boğaziçi Üniversitesi Kütüphanesi, 34342, Bebek.(タクシム, カバタシュKabataşなどからRumeli Hisar Üstü行きのバスに乗車し、ボアジチ大学前で降りる。図書館は北キャンパス内にある。)>>マップ
(3)電話・FAX, URL Tel/Fax: (0212) 257 5016
E-mail: bulib@boun.edu.tr
URL: http://www.library.boun.edu.tr/
(4)開館時間 月~金: 9:00~22:15(夏季は9:00~17:15)
日: 14:00~22:15(夏季は休館)
(5)休館日 土曜日
(6)館長・受付担当者
(7)図書館概要 ボアジチ大学の前身、ロバート・カレッジが創立された1863年に図書館も開設された。
(8)資料概要 ロバート・カレッジ時代に収集された中東関係の洋書など、他の図書館にはないコレクションがある。
(9)利用方法・利用許可申請 一日利用ならば、身分証明証があれば利用可能。 所属機関が発行した身分証明証と写真1枚を持参し、ボアジチ大学に所属していない大学教員は70TL、研究員・大学院生は50TLを支払えば、会員になることができる(期限1年間)。 貴重書など一部を除き、開架式。
(10)蔵書目録 図書館内のパソコンおよびウェブサイトで検索。
(11)複写 入口を入ってすぐ右側に複写室があり、電子複写可能(1ページ5Krş)。
(12)休憩所 図書館を出て斜め左方向に進み、階段を下りるとカンティン(小食堂)がある。

18. ヤプ・クレディ・セルメト・チフテル図書室

(1)機関名 Yapı Kredi Sermet Çifter Araştırma Kütüphanesi
(2)所在地・アクセス İstiklal Cad, No: 161, Kat: 4 34433 Beyoğlu .(ガラタサライ高校傍のヤプ・クレディの建物4階。入口はATM横のKültür Merkeziと書いてある所。)>>マップ
(3)電話・FAX, URL Tel: (0212) 252 4700(内線422)
Fax: (0212) 293 0723
(4)開館時間 月~金: 9:30~12:00 / 13:00~17:30
(5)休館日 土・日、祝日
(6)館長・受付担当者
(7)図書館概要 1992年に現在の場所で開設された。
(8)資料概要 1578点の手稿本、トルコ語書籍・逐次刊行物、ヨーロッパ諸語の貴重書などが所蔵されている。
(9)利用方法・利用許可申請 入口で身分証明証を預けて、入館証をもらう。 1~2日以上利用する場合は、会員(期限1年間)になる必要がある。 閉架式。番号を係員に言って、書庫から出してもらう。
(10)蔵書目録 閲覧室のパソコン(1台のみ)およびウェブサイトで検索。 手稿本と貴重書のカタログは刊行されている(Yücel Dağlı, E. Nedret İşli, Cevdet Serbest, ve D. Fatma Türe (haz.), Yapı Kredi Sermet Çifter Araştırma Kütüphanesi Yazmalar Kataloğu,  İstanbul: Yapı Kredi Yayınları, 2001 ; Kasım Çelik (haz.), Yapı Kredi Sermet Çifter Araştırma Kütüphanesi Nadir Eserler Kataloğu, İstanbul: Yapı Kredi Yayınları, 2002.)
(11)複写 電子複写: 1ページ8Krş(貴重書は応相談)。 自分のデジタルカメラで撮影可能。
(12)休憩所

19. イスラーム歴史・芸術・文化研究センター(IRCICA)図書館

(1)機関名 IRCICA Library / IRCICA Kütüphanesi
(2)所在地・アクセス Yıldız Sarayı, Seyir Köşkü, Barbaros Bulvarı, Beşiktaş(ユルドゥズ宮殿正門を入って右手の建物)
(3)電話・FAX・URL Tel: (0212)259 1742 Fax: (0212)258 4365
URL:http://www.ircica.org/
(4)開館時間 月~金:9:00~18:00、土:9:00~17:00
(5)休館日 日、祝日(7~8月は土曜日も休館)
(6)館長・受付担当者
(7)図書館概要 イスラーム諸国会議機構(OIC)の下部組織であるイスラーム歴史・芸術・文化研究センター(IRCICA: Research Center for Islamic History, Art and Culture)の附設図書館として、1980年に開館。建物は、オスマン朝第34代スルタン、アブデュルハミト二世(在位1876~1909年)の居所であったユルドゥズ宮殿の一角にあり、オスマン時代は武器庫(silahhane)として使われていた。
(8)資料概要 刊本60000点、定期刊行物1460点、写本186点、地図1000点、歴史的写真70000点など。アラビア語、ペルシア語、トルコ語(オスマン・トルコ語を含む)のほか、英・仏・独・西・伊・露などのヨーロッパ諸語、ウルドゥー語、マレー語、インドネシア語の文献もある。工具やレファレンスも充実。
(9)利用方法・利用許可申請 受付でパスポート等の身分証を提示して簡単な登録を済ませ、荷物・外套をロッカーに入れて閲覧室に入る。資料は開架式。書架にないものは、所定のフォームに記入してカウンターに請求する。
(10)蔵書目録 ウェブサイトで検索可能。閲覧室のパソコンでも検索できる。
(11)複写 電子複写は1枚4Krş、CDに焼き付けてもらう場合は1ポーズ20Krş。
(12)休憩所 図書館入口の対面にあるユルドゥズ宮殿博物館(入場料8TL)には、アブデュルハミト二世にまつわる品々(軍服・馬車・木工具など)が展示されており、見る者の想像力をかき立てる。裏手の瀟洒な庭園も一見の価値あり。

 

アンカラ編

1. トルコ歴史協会図書室

(1)機関名 トルコ歴史協会図書室Türk Tarih Kurumu Kütüphanesi
(2)所在地・アクセス Kızılay Sok, No:1, 06100, Sıhhiye.(メトロのスッヒイェSıhhiye駅TCDD出口を出て、Ulus方面に進み、タクシー乗り場を右に曲がる。入口はトルコ歴史協会の建物に沿って左に曲がってすぐ左側。)>>マップ
(3)電話・FAX, URL Tel: (0312) 310 2368
E-mail: library@ttk.org.tr
URL: http://www.ttk.gov.tr/ (トルコ歴史協会のウェブサイト)
(4)開館時間 月~金: 9:00~17:30(書庫からの出納時刻: 9:00~12:00、13:30~16:30)
(5)休館日 土・日、祝日
(6)館長・受付担当者 Ergüvün Kocatürk
(7)図書館概要 1931年にトルコ歴史協会(当初の名称はTürk Tarihi Teknik Cemiyeti)の設立とともに開設された。
(8)資料概要 オスマン語刊本・逐次刊行物、トルコ語図書・雑誌、手稿本など。
(9)利用方法・利用許可申請 事前の研究許可申請は必要ない。 入口で身分証明証を預けて、入館証をもらう。ロッカーは入口を入ってすぐ左側にある。さらに閲覧室で所属機関の発行する身分証明証を提示する。 閲覧希望の図書は、パソコン横にある申請用紙に番号を書いて係員に提出。約10分で書庫から出てくる。原則として1度に4点まで申請可能。 Külliyât-ı Kavânînや手稿本など一部のものは、別に閲覧申請書(手書き)を書いて提出。許可が出れば、別室にてビニール手袋をつけて閲覧できる。
(10)蔵書目録 閲覧室内のパソコンおよびウェブサイトで検索。閲覧室にはカードもある。 Külliyât-ı Kavânînはカタログが刊行されている(M. Âkif Aydın, Fethi Gedikli, Mehmet Akman, Ekrem B. Ekinci, ve M. Macit Kenanoğlu (haz.), Külliyât-ı Kavânîn: Fihrist-i Tarihî, 2.cilt, Ankara: Türk Tarih Kurumu, 2006)。
(11)複写 1920年以降に刊行されたものは、コピーカードを買って自分で電子複写ができる(コピーカード: 10度数(2TL)、25度数(2.75TL)、30度数(3TL)、40度数(4TL))。 1920年以前の刊行物で、閲覧室で閲覧できるものは、自分のデジタルカメラで撮影可能(無料)。 別室で閲覧するものは、許可が出ればCDに焼いてもらうことができる(1コマ1.6TL)。
(12)休憩所 閲覧室がある階の上の階で、チャイやIhlamur茶が飲める(無料)。入口を出て正面にもチャイハーネはある。 入口の右隣には、トルコ歴史協会出版物の販売所がある(割引有り)。

2. トルコ言語協会図書室

(1)機関名 トルコ言語協会図書室Türk Dil Kurumu Kütüphanesi
(2)所在地・アクセス Atatürk Bulvarı No:217, 06680, Kavaklıdere.(クズライの交差点からアタチュルク大通りをチャンカヤÇankaya方面に徒歩約30分。)
(3)電話・FAX, URL Tel: (0312) 468 0784
E-mail: bilgi@tdkkitaplik.org.tr
URL:http://www.tdkkitaplik.org.tr/
http://www.tdk.gov.tr/(トルコ言語協会のウェブサイト)
(4)開館時間 月~金: 9:00~18:00(12:30~13:30、17:30以降の請求は不可)
(5)休館日 土・日、祝日
(6)館長・受付担当者 Nilberk Bozkurt
(7)図書館概要 1932年開設。
(8)資料概要 トルコ語を中心に言語関連の雑誌や図書が所蔵されている。
(9)利用方法・利用許可申請 事前の研究許可申請は必要ない。 入口で身分証明証を預けて、入館証をもらう。図書室は入口を入ってすぐ左にある。受付の係員に入館証を渡し、図書館入口傍にあるロッカーの鍵をもらう。 一部の雑誌や図書は閉架。申請用紙に番号や書名を書いて係員に提出(1度に4点まで)。手稿本や貴重書の閲覧は係員と相談する必要がある。
(10)蔵書目録 閲覧室内のパソコン(1台のみ)やウェブサイトで検索。 閲覧室にはカードもある。
(11)複写 閲覧室内に複写機があり、電子複写ができる(A4:1ページ10Krş、B4: 1ページ15Krş、A3: 1ページ15Krş)。 自分のデジタルカメラで撮影可能(無料)。
(12)休憩所 トイレは、建物に入ってすぐ左側の階段を下に降りた所にある。 建物に入ってすぐ右側にトルコ言語協会出版物の販売所がある(割引有り)。

3. 首相府共和国文書館

(1)機関名 首相府共和国文書館Başbakanlık Cumhuriyet Arşivi(正式には、Başbakanlık Devlet Arşivleri Genel Müdürlüğü Cumhuriyet Arşivi Daire Başkanlığı )
(2)所在地・アクセス İvedik Cad, No: 59, 06180, Yenimahalle.(メトロのデメテヴレルDemetevler駅から徒歩数分。あるいは、イェニマハッレYenimahalle駅から徒歩約10分。)
(3)電話・FAX, URL Tel: (0312) 344 5909
Fax: (0312) 315 1000
E-mail: cumhuriyet@devletarsivleri.gov.tr
URL: http://www.devletarsivleri.gov.tr/(首相府国立文書総局Başbakanlık Devlet Arşivleri Genel Müdürlüğüのウェブサイト)
(4)開館時間 月~金: 9:00~20:00 土: 9:00~18:00
(5)休館日 日、祝日
(6)館長・受付担当者
(7)図書館概要 1988年に開設。
(8)資料概要 原則として、1920年以降に発行され、発行から30年経過した公文書。ただし、大統領府や参謀本部などの文書は所蔵されていない。
(9)利用方法・利用許可申請 事前の研究許可申請は必要ない。18歳以上ならば利用できる。 入口手前の受付(danışma)で身分証明証を預け、入館証をもらう。閲覧室は入口を入って少し先にある。閲覧室にあるパソコンで登録し、係員にパスポートの写真のページと入国日のページのコピー(各1枚)を提出すれば、利用できる。所蔵されている文書のうち、約8割はパソコンで閲覧する(ただし、画質はあまりよくない)。残り約2割の文書や判読が困難な文書は、閲覧を申請し、許可が出れば現物を見ることができる(1日25点まで)。
(10)蔵書目録 閲覧室内のパソコン及びウェブサイトで検索。閲覧室には、冊子形態のカタログや総理府オスマン文書館のカタログも置いてある。
(11)複写 CDに焼き付けてもらうことができる。オスマン語史料の複写代金は1pozで25krs. 複写料金の支払いは、閲覧室出てすぐの文書館出版物販売局でトルコリラの現金で支払う。17時半まで支払い可能。
(12)休憩所 トイレは閲覧室を出て、すぐ左側にある。 食堂(yemekhane)は建物を出て、右側の道を進んだ先にある。文書館利用者は12:30から利用できる。ラマダーン月中は閉まっている。 閲覧室内の別室にいる係りの人にいえば、入口を入ってすぐ左側のziyaretçi salonu(展示されている出版物の裏側)でチャイが飲める(10Krş)。 閲覧室の手前で首相府国立文書総局の出版物が販売されている。

4. 国立図書館

(1)機関名 国立図書館Milli Kütüphane
(2)所在地・アクセス Milli Kütüphane Başkanlığı, 06490, Bahçelievler.(最寄のバス停を通るバスやミニバスはクズライのGüven Parkıから頻発している(乗車時間約10分)。図書館入口はバス停の反対側にある。)
(3)電話・FAX, URL Tel: (0312) 212 6200
Fax: (0312) 223 0451
E-mail: bilgi@mk.gov.tr
URL: http://www.mkutup.gov.tr/
(4)開館時間 月~金: 9:00~22:00 土・日: 9:30~21:00
土・日に図書を閲覧する場合は、事前(金曜16時まで)に取置きを申請する必要がある。
(5)休館日
(6)館長・受付担当者
(7)図書館概要 1948年に開設し、現在の場所に移転したのは1983年。
(8)資料概要 トルコ共和国随一の蔵書数であり、オスマン語逐次刊行物・刊本、手稿本、トルコ語雑誌・図書などが所蔵されている。
(9)利用方法・利用許可申請 1日利用ならば、事前の利用許可申請は必要なし。会員手続きはウェブサイトを参照。 入口で身分証明証を渡し、入館証をもらう。 雑誌・新聞の閲覧室は入口を入ってすぐ右側。マイクロフィルム閲覧室はその奥にある(12:00~13:30は昼休み)。 一般図書は、2階のパソコン横にある閲覧申請用紙を記入し、申請する(1度に3点まで)。約30分後に書庫から出てくる。 手稿本の閲覧室(İBNİ SİNA okuma salonu)は3階にある。研究許可申請を行い、パソコンで閲覧する。
(10)蔵書目録 2階にあるパソコンおよびウェブサイトで検索。 カードも各階にある。 オスマン語逐次刊行物に関しては、こちらも参照。会員登録すれば、有料でダウンロードができる。 手稿本に関しては、こちらも参照。また、手稿本のカタログは出版されている(現在8巻まで)。
(11)複写 一般図書は、2階に複写室があり、電子複写ができる(A4: 1ページ5Krş、A3: 1ページ10Krş)。自分のデジタルカメラで撮影可能。 マイクロフィルムで閲覧するものは、CDに焼き付けてもらうことが可能(1コマ80Krş)であるが、自分のデジタルカメラでの撮影は無料。
(12)休憩所 地下に食堂がある。 入口を入ってすぐ正面に文化・観光省の販売所がある。

5. 首相府ワクフ総局中央図書室

(1)機関名 首相府ワクフ総局中央図書室Genel Müdürlük Merkez Kütüphanesi
(2)所在地・アクセス Başbakanlık Vakıflar Genel Müdürlüğü Kültür ve Tescil Daire Başkanlığı, Atatürk Bulvarı No:10, Ulus.(メトロのウルス駅から徒歩数分。)
(3)電話・FAX, URL Tel: (0312) 509 6091 / 324 4722
URL: http://www.vgm.gov.tr/ (首相府ワクフ総局Başbakanlık Vakıflar Genel Müdürlüğüのウェブサイト)
(4)開館時間 月~金: 9:30~17:00
(5)休館日 土・日、祝日
(6)館長・受付担当者
(7)図書館概要 1924年のワクフ総局の設立とともに開設された。
(8)資料概要 ワクフ総局で所蔵されている約27000点の史料(ワクフ台帳など所蔵史料の概要は、こちらを参照)のうち、デジタル化されたものが閲覧できる。
(9)利用方法・利用許可申請 研究許可はウルスのワクフ総局中央図書館(同じ建物内に文化・登記部局がある)に直接申請する。2015年8月現在、クズライのワクフ総局に利用申請に赴く必要はない。所定の申請フォームに氏名、所属、研究内容などを記入して許可が下りればその日からPCを用いて史料の閲覧、複写の取得が可能。
(10)蔵書目録 図書室にあるパソコンで検索する。
(11)複写 システム上に写真データがアップロードされている史料は、システムから直接、史料の写真データをダウンロードして持参したUSBメモリなどに保存することが可能。取得した複写データの点数が少量であれば、複写費の支払いは不要。
また、ワクフ総局から発刊された書籍の一部はPDF化されており、無料でダウンロードして持参の記録メディアに保存することが可能である。
(12)休憩所 図書室を出てすぐ右側の通路奥にチャイジュがいる。チャイは無料だった。 トイレの反対側の扉を開けると、中庭があり、休むことができる。 文化・登記部局の裏手にレストランがある。 図書室ではワクフ総局の出版物が販売されている。

6. 地券・地籍簿総局文書館

(1)機関名 地券・地籍簿総局文書館Tapu ve Kadastro Genel Müdürlüğü Arşivi(正式には、Bayındırlık ve İskan Bakanlığı Tapu ve Kadastro Genel Müdürlüğü Tapu Arşiv Dairesi Başkanlığı)
(2)所在地・アクセス Tapu Arşiv Dairesi Başkanlığı , Turan Güneş Bulvarı. 648 Cad, No:53, Oran Sitesi.(クズライのGüven Parkı北東角、大通りに面したバス停などからOran-Site行きの135、188、185のバスに乗る。道路の混雑状況によるが、乗車時間20~30分。)
(3)電話・FAX, URL Tel: (0312) 463 1802
E-mail: tapuarsiv@tkgm.gov.tr
URL: http://www.tkgm.gov.tr/tapuarsiv/
(4)開館時間 月~金: 9:00~17:00
(5)休館日 土・日、祝日
(6)館長・受付担当者 閲覧室管理・受付担当者:Şerafettin ÇEKMECE
Phone: +90-312-551-2396
Fax: +90-312-490-5947
(7)図書館概要 文書館からは所蔵台帳のラテン文字転写とファクシミリ版などが出版されている。文書館から出版された本は全て非売品であるため書店からの入手は原則的には不可能であるが、職員に頼めば文書館に在庫がある本を分けてもらえることがある。
(8)資料概要 Tapu Tahrir DefteriやZabıt Kayıt Defteriなど、15世紀から2001年まで(ただし、殆どが1847年以降のもの)の、かつてオスマン帝国領土であった土地所有に関する台帳や文書が所蔵されている。現在、デジタル化が進行中。所蔵史料やデジタル化プロジェクトの概要については、“Osmanlıdan Günümüze Tapu Kadastro Arşivi ve Tapu Arşivi Otomasyon Projesi (TARBİS)”, Uluslarası Türk Arşivleri Sempozyumu: 17-19 Kasım 2005, İstanbul, Ankara: Başbakanlık Osmanlı Arşivi Genel Müdürlüğü, 2006, pp.114-121、または、Osmanlı’dan Günümüze Tapu Arşiv, Genişletilmiş ve gözden geçirilmiş 4. Baskı, Ankara: T.C. Çevre ve Şehircilik Bakanlığı, Tapu ve Kadastro Genel Müdürlüğü, Arşiv Dairesi Başkanlığı, 2012、Defterhane’den Tapu ve Kadastro’ya:Tapu ve Kadastro Genel Müdürlüğü’nün Tarihçesi, M. Yıldız & S. Kadıoğlu, Ankara: T.C. Bayındırlık ve İskan Bakanlığı Tapu ve Kadastro Genel Müdürlüğü, Tapu Arşiv Dairesi Başkanlığı. 2010を参照。
(9)利用方法・利用許可申請 日本国内からは、在東京トルコ大使館を通じて、研究許可申請を行う必要がある。また、研究期間がビザ免除期間である3ヶ月以内であっても大使館を通じて研究ビザを取得する必要がある。
研究許可申請にあたって、

  • 所定の研究申請書 6部 (すべての申請書にパスポートサイズの写真を貼付)
  • パスポートのコピー 1部
  • トルコ語か英語で書かれた研究の理由・内容・計画等を含むレター(いわゆるdilekçe)  1部
  • 所属機関の在籍証明書(英文) 1部

を在東京トルコ大使館に提出する。研究許可が出るまでには平均2−3ヶ月かかる。研究許可が届き次第、トルコ大使館から連絡がある。大使館から外務省を通して地券・地籍簿総局文書館に届くため、文書館が裁可を下してからも2−3週間程度は本人連絡が届くまで時間がかかることもある。
研究許可が下りると、続けて研究ビザを取得する。ビザの取得には

  • 所定のビザ申請用紙 1部
  • ビザ申請代金として現金7,200円
  • パスポート
  • 証明写真(5センチ×5センチのビザ申請用サイズのもの) 2枚

を在東京トルコ大使館に提出する。研究許可、ビザともに直接持ち込む場合の受付日時は平日午後9時半から12時。書類の提出は郵送でも可能。
研究許可、研究ビザの受付先はいずれも大使館領事部になる。Eメールを通じて研究許可、ビザの申請用紙を受け取ることも可能。在東京トルコ大使館領事部の連絡先は

  • 〒150-0001東京都渋谷区神宮前2-33-6(最寄り駅: JR山手線原宿駅もしくは東京メトロ副都心線北参道駅)
  • Tel: 03-6439-5700(受付時間: 平日9:00~12:30・14:00~17:30)
  • Fax: 03-3470-5136
  • E-mail: consulate.tokyo@mfa.gov.tr

地券・地籍簿総局文書館での調査には、さらに現地アンカラで「滞在許可証(ikamet tezkeresi)」の取得が必要になる。滞在許可証申請にあたっては、e-ikametシステムを利用してインターネット上で登録と提出日時の予約申請を行う必要がある。
用意するものは

  • トルコでのパスポート用サイズの証明写真(vesikalik)4枚(背景は白に限る)
  • その証明写真をスキャニングして電子データ化したもの(e-ikamet申請時に証明写真データの添付が必要)
  • 研究場所、研究期間が書かれた公式の書類 文書館に頼んで発行してもらう必要がある
  • 民間健康保険(özel sağlık sigortası)の加入証明書 トルコでの滞在許可証の取得には、所定の民間健康保険に加入する必要がある。費用は年齢や健康状態によるが、1年間の保険で3-5万円程度。保険料の月割や日割は不可。
  • 手数料55TLの振込証明書とそのコピー Ulus地区のランドマークであるアタテュルク像北西にある税務署相続および手数料支払局(Veraset ve Harçlar Vergi Dairesi / Doğanbey, 06130 Altındağ ANKARA / 平日8:00~12:00・13:00~16:00)では納税者番号(vergi numarası)を持たない外国人も、特例として現金振込と振込証明書の発行が可能である(通常の銀行は滞在許可証取得後に税務署で発行される納税者番号がないと振込ができない)。申請手続中に再度、滞在許可証代(41TL)の支払いに行く必要がある。
  • パスポートの写真ページと入国スタンプが押されたページのコピー
  • e-ikametで発行された申請書のPDFファイルを印刷し、署名をしたもの
  • 滞在先住所を証明する書類。借家の場合は賃貸契約書、ホテルの場合は宿泊代の領収書(makbuz)

e-ikametシステムを通じて書類提出を予約した日にアンカラ県移民局(Ankara İl Göç İdaresi Müdürlüğü / Hoşdere Cad. No:144 Çankaya ANKARA)へ上記必要書類を提出する。提出手続が完了すると、通常は15日以内、法律上は3ヶ月以内にカード型の滞在許可証が滞在先住所に郵送される。
また、滞在許可証発行手続完了後に仮滞在許可証(A4の紙1枚)が発行されるので、それを地券・地籍簿総局文書館に提出すると、閲覧室での史料調査が開始できる。

(10)蔵書目録 閲覧室のパソコンで検索する。
(11)複写 CDに焼き付けが可能。画像データ1つ(1 poz)につき25krs. 台帳、文書の全ページの複写データを申請することが可能。画像の取得枚数に上限はないが、申請フォームに記入後、職員のチェックが入り、職員が複写許可を出した部分のみCDに焼付け可能。複写の申請は正式な滞在許可証を提出後に可能になる。複写代金の支払いは文書館と同じ敷地内の流動資本運営局(Döner Sermaye İşletmesi Müdürlüğü)地階の会計室で行う。トルコリラ現金での支払いのみ可能。
(12)休憩所 館内には一般利用者向けの食堂はない(地下1階に職員用の食堂はある。午前中に予約すれば1食7.5TLで職員以外も利用可能)周辺は住宅地のため食堂もないが、丘を下ると食堂がある。また、地階ではチャイ(1杯35krş.)を飲むことが可能。

7. ビルケント大学中央図書館

(1)機関名 ビルケント大学中央図書館Bilkent University Main Library(Bilkent Üniversitesi Merkez Kütüphanesi)
(2)所在地・アクセス Bilkent University, Main Campus Library Building, 06800 Bilkent.(クズライのGüven Parkı かたBilkent行きのバスがある。降車地点は分かりにくいので、ビルケント大学入口近くで教えてくれるようにあらかじめ運転手に説明しておいたほうがよい。また、キャンパスは広大であり、大学入口から図書館までは距離があるので(徒歩約30分)、キャンパス内を巡回しているバスに乗るほうがよい。中央図書館の場所も分かりにくいので、同じくバス運転手に中央図書館近くで降ろしてくれるようにお願いすることを勧める。) >>マップ
(3)電話・FAX, URL Tel: (0312) 266 4472
Fax: (0312) 266 4391
E-mail: library@bilkent.edu.tr
URL: http://library.bilkent.edu.tr/
(4)開館時間 月~金: 8:30~23:30、土・日: 9:00~23:30.(2010年8月31日~2011年5月31日) ハリル・イナルジク・コレクションなど一部の蔵書は、月~金: 8:30~17:00.
(5)休館日 祝日(休館日はウェブサイトを参照)
(6)館長・受付担当者 David E. Thornton
(7)図書館概要 トルコの大学図書館のなかでも有数の蔵書数を誇る。東キャンパスにも図書館がある。
(8)資料概要 トルコ語やヨーロッパ諸語の雑誌・図書のほか、オスマン朝史研究の大家ハリル・イナルジクHalil İnalcık・コレクション(1993年寄贈、約1万点)や貴重書コレクションなどがある。
(9)利用方法・利用許可申請 ビルケント大学に所属していない場合は、博士課程以上ならば利用できる。入口で所属機関の身分証明証を提示。 ハリル・イナルジク・コレクションなど一部のコレクション以外は開架。 ハリル・イナルジク・コレクションや貴重書コレクションは、A棟地下1階にそれぞれ閲覧室があり、係員に番号と書名を告げて書庫から出してもらう。その際に身分証明証を預ける。
(10)蔵書目録 ウェブサイトから検索可能。 図書館各所にあるパソコンでも検索できる。
(11)複写 電子複写室はB棟にある(料金はウェブサイトを参照)。 ハリル・イナルジク・コレクションや貴重書コレクションは電子複写禁止。自分のデジタルカメラでの撮影は可能。
(12)休憩所 入口を入ってすぐ右側にカフェテリアがある。

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